授業中に目が合った生徒を暴行した高校教師に罰金刑＝韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.07 11:05

「授業中に目が合った」という理由で生徒を暴行した高等学校教師に罰金刑が言い渡された。

全州（チョンジュ）地裁刑事６単独チョン・ユンヒョン判事は６日、「生徒を数回殴った容疑（暴行）で起訴された全羅北道北完州（チョルラブクド・ワンジュ）のある高等学校教師Ｋ被告（４９）に罰金２００万ウォン（約１８万５０００円）を言い渡した」と明らかにした。

Ｋ被告は４月２９日、グラフィック授業の時間に目が合ったという理由でプラスチック製の電線保護カバーや手の平でイ君（１６、高２）の頬を数回にわたり殴った容疑で起訴された。Ｋ被告はまた、椅子に座っていたイ君の胸元をつかんで揺さぶり首も締めていたことが分かった。

チョン判事は「被告人と被害者が教師・生徒関係だが、暴行の程度と状況を照らし合わせてみた時、教育的動機から犯行に及んだとは見ることができず、同じような犯罪で罰金刑と宣告猶予を受けた前歴などを勘案した」と明らかにした。