英SAS要員がリビア潜入、ピンポイント爆撃に活躍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.22 09:01
リビアのカダフィ軍を攻撃する連合軍には目に見えない支援軍がいる。リビアに潜入して活動中の特殊要員、そして中東の衛星放送だ。英日刊紙デイリーメールは21日、連合軍がリビアで軍事目標を精密に攻撃するのに英国の陸軍特殊部隊(SAS)所属要員の活躍が多いに役立ったと報道した。これによると、「スマッシュチーム」と呼ばれる数十人の最精鋭特殊部隊員は3週間前にリビアに潜入し、主要施設に関する情報を収集した。カダフィの隠れ場所、レーダー基地、空軍基地、対空砲兵部隊などが主なターゲットだった。
19日夜、英国の戦闘機と潜水艦からミサイルを発射した時、彼らは数百メートル離れた所から主要目標物に携帯用レーザー光線発射機を発射した。ミサイルのセンサーはレーザー光線を感知しその方向に飛んで行った。英国軍ではこれを「目標物ペインティング技法」と呼ぶとデイリーメールは伝えた。