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【コラム】「スンリ(V.I)スキャンダル」の被害者=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 11:46
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その飲食店は客が余りおらず閑散とした雰囲気だった。椅子はほとんど空いていて、スタッフは自分たち同士で何かひそひそ話をしていた。日本ではV.I(ヴィアイ)と呼ばれていたスンリによる日本式ラーメンチェーン店、いわゆる「スンリラーメン屋」の先週末の夕方の風景だった。記者が訪ねて行ったのはソウル松坡区蚕室洞(ソンパグ・チャムシルドン)の中心商圏に位置した店だった。客が最も多いはずの時間帯に、店内は物寂しい感じすら漂っていた。従業員は諦めたように「仕方ない状況」と話した。反面、周辺他の食堂は空席を探すのが難しいほど混雑していた。

グループBIGBANG(ビッグバン)の元メンバー、V.I(実名イ・スンヒョン)のスキャンダルが一波万波で大きくなっている。映画よりも映画のようなエピソードが次から次へと出てくる。V.Iに間違った点があるなら、今後捜査と裁判過程で厳重な追及と処罰を受けなければならない。問題はその渦中でいわれのない被害者が続出しているという点だ。V.Iを信じてラーメン屋を始めた加盟店主と株式を買った少数株主だ。

 
V.Iが所属していたYGエンターテインメントの株価は15日、証券市場での終値が3万5700ウォンだった。今年に入り、株価が最も高かった1月4日(4万8900ウォン)と比較すると27%落ちた。発行株式数に株価をかけた時価総額は8892億ウォン(約873億円)から6492億ウォンに減少した。誰かの証券口座から株式価値2400億ウォンが消えてなくなったという意味だ。このうち少数株主(2017年末基準で持株率48.8%)の損害は1170億ウォンに達する。

証券投資をしない人にとっても全くの他人事ではない。国民の老後資産である国民年金が投資した金額も相当のぼるからだ。国民年金はYGエンターテインメントの株式118万5000株(持株率6.06%)を持っている。15日基準として423億ウォン分に相当する。1月4日から計算した国民年金の評価損失は145億ウォンに達する。

スンリラーメン屋の加盟店主は、誰もいない食卓と椅子を見て毎日毎日とても苦しい心情に違いない。高価なインテリア費用と加盟費、中心商圏の賃貸料などを考慮すると、事実上、全財産を投資した場合も少なくないだろう。昨年下半期に改正された加盟事業法では本社や役員の過ちで加盟事業の名声や信用がき損された場合、加盟店主の損害を補填しなければならないという条項が入った。だが、この条項は今年から新たに契約を締結もしくは更新した場合にのみ適用される。

加盟本社(アオリエフエヌビー)の法人登記簿を見るとV.Iは今年1月に登記理事から退いた。だが離れたお客さんは戻ってきていない。いつごろ戻ってくるのか約束もない。ある有名芸能人の逸脱は数多くの人々に依然として進行中の深い傷を残している。

チュ・チョンワン/金融チーム長

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