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ヘリ衝突…土曜日朝の衝撃、「戦争が起きたかと思った」=韓国(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.11.17 10:49
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「部屋で映画を見ていたら『ドーン』と音がして、戦争が起きたかと思いました」。

16日にヘリコプターが衝突し墜落したソウル・三成洞(サムソンドン)アイパークの住民チョン・ドクヒョンさんは事故の瞬間をこのように話した。チョンさんはヘリコプターがぶつかった102号棟の26階に住んでいる。

 
静かな土曜日の午前、ヘリコプターが都心のビルに衝突する初めての事故にマンションの住民はとても驚いた表情だった。普段厳重なセキュリティで訪問客の出入りを統制する団地の中は現場に投入された消防・警察と数百人の取材陣、住民たちでごった返した。衝突の直接的な被害を受けた世帯は102号棟21~27階の7世帯。このうちヘリと直接衝突した23~26階はベランダ側のガラス窓が全部壊れ、部屋の中まで覗けた。事故機が墜落した花壇には残骸が散らばっており、機体とぶつかって折れたのか1株の木が横倒しになっていた。

住民らは、「高層では隣の棟が見えないほど霧に包まれていたが、どうしてヘリが飛んだのかわからない」と首をひねる。また、ヘリがマンションにぶつかる瞬間と墜落して地面に衝突した瞬間に「ドーン」という音が相次いでしたと伝えた。近隣のマンション住民たちもこの音を「雷の音だと思った」というほど激しかった。

103号棟に居住するノ・ドンピョさんは散歩の途中で事故を目撃した。ノさんは「ヘリが通るところではないが、音が聞こえたと思ったら101号棟と102号棟の間にヘリが入って来た。衝突直前にバランスを失い機体が揺れ動いた。瞬間的にヘリが大きく動いたような感じも受けた。操縦士が衝突を避けようとしたようだ」と話した。その上で「正面からマンションとぶつかったとすれば爆発が起きたかもしれない。墜落した機体から煙がたくさん出て油の臭いも立ちこめた」と事故の瞬間を伝えた。(中央SUNDAY第349号)


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    2013.11.17 10:49
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    マンションに衝突し墜落したヘリコプターの残骸を検分する消防。
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