【社説】韓中、THAAD対立と習近平発言の誤解解いて未来に進まねば(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.04.23 13:03
「韓国は事実上中国の一部だった」。
これはどうした詭弁なのか。トランプ米大統領が米中首脳会談の際に習近平中国国家主席から聞いたという話だ。あまりにもあきれた話で習主席が本当にこうした話をしたのかにわかには信じられない。トランプ大統領が誤解したり通訳過程でミスがあったのではないかとの推測が出るほどだ。外交部が一歩遅れて真相把握に乗り出しているが、習主席が実際どのような脈絡で正確にどのような話をしたのかはまだわかっていない。ただ中国外交部の陸慷報道官が「韓国国民は心配する必要がない」と話したのを見ると「歪曲伝達」の余地があるのではないかと推察するだけだ。