米国防長官「北朝鮮のほかにTHAADを心配すべき国はない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.03 10:05
2日昼12時30分、京畿道烏山(オサン)米空軍基地に到着したマティス米国防長官が「E-4Bナイトウォッチ(Nightwatch・夜間監視)」から降りてきた。マティス長官が乗って来たナイトウォッチは核を利用した報復攻撃命令のために特別製作された飛行機だった。シン・ジョンウ韓国国防安保フォーラム事務局長は「E-4Bは米国とソ連の核競争が激しかった1970年代に開発された」とし「ソ連が米国に核攻撃を加えれば地上のすべての施設と装備が無用になるという判断から、米国の大統領と軍指揮部が空中に避難して反撃命令を出せるよう製作された」と説明した。
ボーイング747-200機種を改造したE-4Bは平凡な形をしているが、機能はまったく違う。まず、空中で最大72時間留まることができる。E-4Bは強力な放射能と電磁気波攻撃にも耐えられるように特殊物質で機体が作られてる。操縦席の天井の後方部分にドームを設置し、衛星通信用EHFアンテナを搭載している。機体の後方には水中の潜水艦に命令を出せるよう水中交信用LF/VLFアンテナもある。このため全世界の米軍部隊と潜水艦に直接交信できる。