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サムスン・LG、プレミアムTVの技術力競争が再燃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.06 14:07
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最近サムスン電子水原事業場で行われた懇談会でキム・ヒョンソク社長が発言している
「次世代TV」を巡りサムスン電子とLG電子の技術競争が熱くなっている。

サムスン電子のキム・ヒョンソク映像ディスプレイ事業部長・社長は今月3日、「OLED(有機発光ダイオード)で大型TVを作らない」と話した。サムスン電子水原(スウォン)事業場で行われた記者懇談会でのことだ。キム・ヒョンソク社長は「OLEDが大型TVにおいて中心技術になるとは言い難い。寿命と残像問題を解決するのが容易でない」と付け加えた。

 
OLED大型TVはLG電子が次世代主力商品として推している製品だ。業界はこの発言をサムスン電子が未来型TV市場で「マイウェイ」を宣言したものと受け止めている。

サムスン電子は未来型TV技術として「量子ドット(quantum dot)」に注力している。量子ドットは超微細半導体粒子で「色を出す半導体」と呼ばれている。髪の毛の太さの数万分の1でしかない粒子をコーティングしたディスプレイに電流を流す方式だ。各粒子の大きさを別々にして配置し、この粒子が出す波長の大きさを変えて色の濃淡を表現する。粒子と波長の大きさに違いを出せば非常に多様な色を再現することができる。

キム・ヒョンソク社長は「自然の原色に最も近く表現する技術は量子ドット以上のものはありえない」とし、「3年内に量子ドット技術が現存するあらゆる色再現技術に先んじるだろう」と話した。

量子ドットには長所が多い。まず発光効率が優れていて、少ないエネルギーでも明るい光を出すことができる。医療・照明・太陽光産業で量子ドットが注目されている理由でもある。無機物素材と寿命の心配もない。サムスンは最近北米市場で2世代量子ドットSUHD TVを発売した。

サムスン電子とは異なりLG電子はOLED TVに注力する計画だ。OLEDは自ら光を出す有機発光ダイオード(OLED)でディスプレイを作る。OLEDは電気を流すと自ら光を出す。素子はR(赤色)・G(緑色)・B(青)の3つで構成されるが、各素子がどれくらい光を発現するかで色を表現する。R(赤色)・G(緑色)・B(青)がいずれも100%の光を発現する時に白が作られる。

OLEDは独特の長所がある。まず自ら発光するためパネルを薄くすることができて多様なデザインを適用することができる。巻いたり畳むことができるパネル、透明なパネルなど多様な未来型ディスプレイの実現も可能だ。

LGディスプレイ側は今年の投資額(4兆~5兆ウォン、約3600億~約4500億円)の60%前後をOLEDに集中すると明らかにした。LG電子関係者は「米国のコンシューマーリポートを含む多くの家電レビューは現存するTVとして最も画質が良いTVがOLEDだと評価している」と話した。

ただし、OLEDはB(青)素子の寿命が他の素子に比べて短いという短所がある。長く使えば青色発現が弱まり色がぼやけて見える「バーンイン(Burn-in)現象」が生じる可能性がある。現在LG電子が発売しているOLEDTVはこのような問題を防止するために白色を発現するバックライトの上にR・G・B素子を配置(W-RGB方式)している。白色を出す時はバックライトだけ光を出して3色素子は作動しないようにして寿命問題を解決している。バックライトがあると画面の曲線を作るのに限界があるためLG電子はフレキシブル・ディスプレイではRGB方式で研究している。

LG電子関係者は「中国・日本などが一斉にOLED TV開発に取り組んだのはOLEDがプレミアムTVの進化方向のため」とし、「LGが開発したW-RGB方式では特定素子の寿命が問題にならない」と話した。

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