<韓国旅客船沈没>「儀典のために救助が遅れた」疑惑提起
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 16:41
新政治連合の陳善美(チン・ソンミ)議員は14日の安全行政委員会で、旅客船「セウォル号」沈没当時、消防防災庁が高位公務員の儀典のため現場救助活動に支障をきたしたという疑惑を提起した。先月16日午前、消防防災庁傘下119状況室と木浦海洋警察の通話録音記録を通じてだ。
陳議員によると、119状況室は当日午前10時34分から木浦海洋警察などに電話をかけ、救助された人たちを彭木港に移すことを要求した。これに対し、海洋警察は「今は人を救助するのが先であり、船は沈没した」とし「救助が優先なので、近くの島に降ろして救助しに行かなければいけない」と反対したという主張だ。
以下は陳議員が公開した録音記録。