「子供の英語教育に」フィリピン人家政婦を不法就労させた親ら、罰金9350万ウォン=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.09 10:51
ソウル龍山区(ヨンサング)に住む会社員C氏(38)は、2010年にフィリピン人女性(39)を住み込みの家政婦として雇った。この女性は韓国内に30日だけ滞在できる短期訪問(C-3)ビザで入国して不法滞在中だった。C氏はこうした事実を知りながらも月給150万ウォンで雇った。この女性は、昨年7月に不法滞在取り締まり班に摘発されて強制出国させられ、C氏は出入国管理法違反で1000万ウォン(約98万円)の罰金を支払った。
一部の富裕層家庭で、フィリピン人女性の住み込み家政婦を違法に雇って摘発され、巨額の罰金を支払う事例が増加している。法務部仁川(インチョン)空港出入国管理事務所は昨年4~12月にフィリピン国籍の住み込み家政婦26人を摘発し、雇用した22人に計9350万ウォンの罰金を賦課したと8日明らかにした。またソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)で人材紹介所を運営して2009年からフィリピン人女性54人を家政婦として不法就労させた女性オーナー(44)を3日、仁川地検に書類送検したと付け加えた。