エアプサン機、強風で成田に着陸できず…190人が機内で11時間
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.07 12:03
東京行きのエアプサン旅客機が強風のため着陸できず、乗客190人が10時間以上も機内にいたことが分かった。
7日の海外航空運航ウェブサイトと現場の乗客らによると、6日午後2時35分ごろ釜山(プサン)金海(キムヘ)空港を出発したエアプサンBX114便は東京に向かったが、成田空港に吹く強風のため着陸できず、名古屋の中部国際空港に引き返した。この飛行機は中部空港に着陸して待機した後、同日午後8時57分ごろ再び成田空港へ向かったが、また着陸できず、午後11時7分ごろ東京の都心の羽田空港に着陸した。
この飛行機は7日午前1時20分に羽田空港で乗客190人を降ろした。乗客は前日午後2時35分から約11時間にわたり機内にいたということだ。幸い、この過程でけが人はなかった。ある乗客は聯合ニュースとの電話で「強風がひどくて着陸できなかったと聞いたが、機体がひどく揺れて驚いた」とし「羽田空港に来てからも2時間ほど降りられず、乗客はみんな怒っていた」と説明した。続いて「乗客の立場では突然狭い機内で10時間以上も苦労させられ、一日を無駄にすることになった」とし「羽田でも会社側がまともに連絡できず、座席でずっと待たされた」と伝えた。