韓国証券市場「サムスン電子独走」のパラドックス(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.09 11:20
サムスン電子の株価が未踏の道を進んでいる。8日、サムスン電子の株価は前日より1.02%(1万8000ウォン、約1764円)増の179万ウォンで史上最高額を記録した。取引時間中、一時180万ウォンを越えることもあった。時価総額は251兆ウォンで単一種目初の「250兆ウォン時代」を切り開いた。
NH投資証券のイ・セチョル研究員は「大韓民国の証券市場の歴史がサムスン電子によって連日塗りかえられている」と評価した。ギャラクシーノート7のリコール、崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事件の関与疑惑などの悪条件にも関わらずサムスン電子の株価がよどみなく上がる理由は何か。