規制に苦しみ中国に押され…「ゲーム韓国」はゲームオーバー?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.22 09:54
#今年5月、ネットマーブルはオンラインゲームを開発するラダスタジオを清算した。カジュアルモバイルゲーム中心に事業を運営していたネットマーブルが大型オンラインゲーム開発のために法人を設立して5カ月で手を引いたのだ。当時ネットマーブルは、「オンラインゲーム開発期間が長くかかり費用が増加する問題のため」と説明した。
#第1世代ゲーム開発会社に分類されるブルーサイドは今年で5年にわたり「キングダムアンダーファイア2」を開発中だ。PCとビデオゲームで世界で200万枚の販売を記録したリアルタイム戦略シミュレーションゲーム「キングダムアンダーファイア」の後続作だが、十分な開発費を確保できないためスケジュールが遅れている。ある業界関係者は「ブルーサイドだけでなく韓国のゲーム業界は現在総体的難局」と話す。
韓国のコンテンツ輸出の80%を占めるゲーム産業が枯死する危機に追いやられている。朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任直後に創造経済をリードする「5大グローバルキラーコンテンツ」のひとつとしてゲームを挙げたが、国会ではゲーム産業を規制する法案が相次いで出されている。あるゲーム会社役員は、「韓国とは反対にテンセントをはじめとする中国企業は数百種類ずつゲームを発売している。このままでは2~3年以内にオンラインだけでなくモバイルゲーム市場も中国企業にすべて明け渡すことになるだろう」と話した。