資金・技術・人材離れる韓国原発産業…海外流出を懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.18 14:31
脱原発による民間の動揺は大きい。原発専攻者が行き先を探せずにいる。昨年ソウルの大学の原子力工学科を卒業したチョ・ソクファンさん(27、仮名)はまだ就職していない。原発関連の公企業への就職を準備しているが、採用人員が減少し、敷居が高くなった。チョさんは「卒業前に就職先が決まっていたのは昔の話」と語った。
原発研究開発(R&D)縮小による研究人員の減少も懸念される部分だ。チョさんは「斜陽産業だという敗北感が広がり、原子力を専攻してもプラントなど他の分野に就職する人が増えている」と話した。