【時論】平昌五輪は平和五輪になるべきだ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 14:31
翌月9日に幕開けとなる平昌五輪は経済・平和・文化・環境・ICT(情報通信技術)の5大目標を強調している。ところで最近、北朝鮮による度重なる核実験とミサイル発射により5つの目標の中でも「平和五輪」がが最も重要な懸案として浮上している。全世界最高の冬季スポーツ祭りである冬季五輪を平和的に行って全世界に平和のメッセージを伝えようということだ。
実際、平和のメッセージは冷戦時代である88年ソウル五輪当時によりふさわしいテーマだった。実際に、ソ連と中国など社会主義圏国家が久しぶりに参加した。平昌が2003年と2007年2回にわたって誘致に失敗した当時、前面に出していた五輪開催の名分も「分断国家の和解」だった。だが、当時は南北関係が冷え込んでおらず、大きな注目を浴びることができなかった。むしろ型にはまったテーマに見なされ、世界人の注目を十分に引き出すことができなかった。