「韓国のスタートアップ環境、世界の流れに5年先んじる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 16:09
韓国の青年たちのスタートアップに注目している目がある。「有望株」に枯渇しているグローバル・ベンチャーキャピタル(VC)だ。14日、ソウルの東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で幕開けしたアジア最大のスタートアップ・カンファレンス「beLAUNCH2014」に参加するため訪韓したグローバル・ベンチャー投資家2人に会った。彼らは「韓国スタートアップはグローバルトレンドよりも5年は先んじている」として「賢い青年創業家と世界最高のインターネット環境は、韓国の資産」と評価した。
シリコンバレーのベンチャー投資家であるNaval Ravikant(ナバル・ラビカント)氏は、韓国スタートアップについて「革新的で情熱的な創業家が多い」と評価した。彼は2010年、スタンフォード大学の韓国人留学生カップルが作った「Viki(ビキ)」(グローバル動画字幕サービス)などを例にあげた。特にラビカント氏は韓国のインターネット環境を高く評価した。彼は「10年前、『韓国に行けば新技術が具現化された実際の社会の様子を見ることができる』という思いでソウルに来たことがある」として「韓国で今広がっている状況が今後、他国でも現れると考えて創意的なアイテムを開発すれば、爆発的なスタートアップが出てくるだろう」と話した。また「サムスン・LGのようなグローバルハードウェア企業と、ソフトウェアに強いスタートアップが協業すれば破壊力は大きい」と付け加えた。