<リセットコリア>韓米FTA、貿易以外の分野で「利益の均衡」を図ろう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.13 14:54
◆お互い1、2件ずつやり取りして妥協を
交渉の過程では相手が望む事案を受け入れる代わりに必要な要求は貫徹するという戦略で接近するべきだという意見が出てきた。チョン・チョル対外経済政策研究院(KIEP)貿易通商本部長は「韓米双方がお互い要求を受け入れるうえで完全に均衡を合わせるのは不可能」とし「したがって自動車など我々が強く望む分野だけは必ず逃さないという姿勢で交渉しなければいけない」と話した。続いて「米国は一つも譲歩せず我々だけが大幅に譲歩するというのは受け入れられない」とし「望ましい方向は双方がお互い最も望む一つか二つをやり取りしながら妥協するのがよい」と説明した。