先進国では生薬・鍼を使うのに、韓国は…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.13 17:59
「ヤドリギという植物の抽出物をがん患者に投与すれば、がんに勝てるように免疫力を高めてくれる。 ヤドリギは免疫を担当する細胞の自然殺害(NK)細胞の活性を高めるほか、抗がん剤の副作用の一つである赤血球・白血球・血小板の減少を改善する。 痛みも和らげてくれる」。
高麗(コリョ)大安岩(アンアム)病院のイ・ソンジェ統合医学センター長(59)は、がん・更年期障害・未病などを生薬・弛緩療法など統合医学方式で治療する医師だ。
イ・ソンジェ氏はもともと統合医学の本場であるドイツで医師免許を取得した。 ドイツの病院でインターン、レジデント課程を終えた。 イ氏は当時、医師が患者を治療・手術しながら生薬・ハーブ・鍼などを活用するのを見て、「こうした医術は私たちのものなのに…」と感じたという。 専攻を先天性心疾患から生薬などを扱う統合医学に変えたのはこのためだ。