韓経:【社説】平壌首脳会談を「成功作」といってただ自祝するだけでいいのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.20 13:41
南北首脳が昨日、平壌(ピョンヤン)で会談をした後、「共同宣言」を出した。南北間の軍事的緊張緩和と交流・協力の増進、離散家族、北朝鮮核問題などが盛り込まれた。金正恩(キム・ジョンウン)はソウル答礼訪問も約束した。両首脳は「韓半島(朝鮮半島)を恒久的平和地帯にするための実践的措置を積極的に取っていく」と述べた。
「平壌(ピョンヤン)宣言」の意義は北朝鮮核問題をどれくらい進展させるかにかかっていた。「東倉里(トンチャンリ)エンジン試験場とミサイル発射台を関係国の参観下で永久的に廃棄する」というのは過去よりも進展した内容だ。しかし、北核解決は依然として先が長いという点も確認させた。北朝鮮非核化実践の最初の段階である核リストの申告、核廃棄の日程に対する言及さえなかった。