【時視各角】朝米握手イベントは悪手だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.07 10:59
2カ月ほど前の昨年11月29日、横田在日米軍空軍基地。基地を出発した米軍航空機に日本国家安全保障会議(NSC)の幹部が乗っていた。目的地は日本ではなく韓国の烏山(オサン)在韓米軍空軍基地。在韓米軍の主宰で日本・豪州・カナダの責任者が出席する極秘会談が開かれた。テーマは韓半島(朝鮮半島)戦争勃発時の共同撤収連合作戦の準備。韓国の目に触れないようJALなど民間機には乗らず、米軍機に乗って韓国に潜入する007作戦をしたのだ。何ごともないように振る舞う韓国とは違い、これらの国はなぜ慌ただしく動いているのか。我々が問題なのか、彼らが問題なのか。
ビクター・チャ氏の駐韓米国大使内定撤回をめぐり、さまざまな声が出ている。その一つが、迫る韓国内の米国人避難問題をめぐりホワイトハウス核心部と意見が合わなかったという見解だ。その真偽はさておき、ワシントンの気流が「平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)までは我慢する」に流れているのは事実だ。それを象徴的に見せた場面が2つある。