THAAD配備に対する中国の報復?…釜山クルーズ観光に赤信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.06 08:15
ことしの釜山(プサン)のクルーズ観光産業に赤信号が灯った。釜山港に寄港する予定だったクルーズ船のキャンセルが相次いでいるためだ。
釜山港湾公社によると、昨年12月31日基準で、釜山港に31隻の外国クルーズ船が261回(観光客65万8500人余り)寄港するとの申請(寄港申請)があった。だが、ことしに入り4日現在の寄港申請は235回・59万5900人余りであることが分かった。クルーズ3隻が26回の寄港を取り止めたのだ。釜山港へのクルーズ船寄港とその観光客数は2015年71回16万人、2016年209回57万人だった。
今回キャンセルしたクルーズ船はすべて中国上海や天津から出発するものだった。クルーズ1隻当たり平均3000~4000人が乗っている中国人観光客がそれだけ減ることになったのだ。