駐中米国大使に習近平氏の「30年来の旧友」ブランスタッド氏(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.09 11:16
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副主席時代の2012年、ワシントン訪問の際にアイオワ州を訪れてブランスタッド州知事と面会した習近平氏。(写真=中央フォト)。
ドナルド・トランプ次期米大統領が駐中米国大使に習近平国家主席の「30年来の旧友」を内定した。トランプ氏は7日(現地時間)、声明を通じて「テリー・ブランスタッド・アイオワ州知事(70)は長年の公職経験とともに習主席および中国の指導者と長い間親交を深めており、非常に理想的な米国大使になるだろう。ブランスタッド氏は米国の利益と両国の互恵発展に大きな役割を果たしてくれるだろう」と明らかにした。ブランスタッド氏は1983年から99年まで、そして2011年から現在まで計20年以上アイオワ州知事を務めている共和党の大物だ。
習主席(63)との縁は85年から始まった。当時32歳で河北省正定県の書記だった習氏は石家荘食品協会のトップとして畜産業代表団を率い、ベンチマーキングのためアイオワ州の地方を視察しに来た。自らマスカティーン・カウンティの一般家庭に2日間宿泊して野球観戦もしたという。習氏は当時出会ったブランスタッド氏と意気投合したと伝えられている。アイオワ州は米国の豆・とうもろこしの代表的な生産地で、州面積の90%が農業と関連がある。