南北首脳の初のホットライン通話、しない? できない?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.14 15:15
米朝首脳会談が来月12日にシンガポールで開催されることが発表されたが、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の執務室に設置された直通電話(ホットライン)の音はまだ鳴っていない。
その間、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は米朝首脳会談の時期と場所が決定すれば南北首脳がホットラインを利用した最初の通話をする可能性があると明らかにしていた。これに関し青瓦台関係者は14日、「時点よりも内容が重要であり、早くすることだけがすべてではない」とし「実務陣の間で接触している」と話した。
当初、南北首脳は南北首脳会談直前にホットラインを開通して最初の通話をすることで合意した。実際、首脳会談を1週間後に控え、青瓦台と北朝鮮国務委員会の実務者間で最初の試験通話(4分19秒)も行われた。しかし首脳会談を3日後に控えて青瓦台は「(最初の通話が)首脳会談の直前になるか直後になるかはまだ決まっていない」と慎重な立場を表した。