韓経:双竜自動車社長「韓国だけ電気自動車戦略が見えない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.13 09:10
「世界の自動車産業の流れが電気自動車に急速にシフトしています。ところが韓国では5年後どころか来年の電気自動車補助金がどうなるかすらわからないです」。
双竜(サンヨン)自動車の崔鍾植(チェ・ジョンシク)社長は11日にドイツのウィースバーデンで記者らと会い、「自動車産業が新しい時代に進んでいるが、国家的意志と対応は見られない」としてこのように話した。
双竜自動車は2017国際自動車見本市(IAA、フランクフルトモーターショー)開幕を翌日に控えたこの日、フランクフルトに近い都市であるウィースバーデンで「G4レクストン・ユーラシア横断」を祝う行事を行った。崔社長はこの席で「今年のモーターショーでドイツ企業が一斉に電気自動車拡大戦略を出したことと、中国が自国市場を電気自動車中心に変えようとするのを見ても、いまや世界の自動車産業の軸は電気自動車へと急速に移っている」と診断した。そして韓国政府の補助金政策がよりはっきりしなければならないと強調した。彼は「自動車メーカーが電気自動車技術力を積もうとするならまず市場が大きくなり販売台数が増えなければならないが、まだ電気自動車販売は補助金に左右されているのが現実。政府が10年以上の長期にわたる補助金計画を決めてこそ企業がそれに合わせてしっかりとした電気自動車を開発できる」と説明した。