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【中央時評】アルファ碁が我々に残したもの=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.17 15:57
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こうした凄まじい過程を通じて人工知能が人間固有の専有物だと考えた抽象的思考を克服した。今回の対局でアルファ碁は1手に平均1分をやや超える時間を使った。論文の内容で逆推定してみると、アルファ碁が1分間に形勢判断できる場合の数は多くても5億を超えないようだ。5億なら非常に大きいが、着点が一つ進行するたびに考慮できる次の着点が20個ならわずか平均6.5手、10個ならば平均8.5手しか判断できない。結局、概算で結果を推定するしかない。このような探索の胎生的限界を考えれば、アルファ碁が中盤にすでに計算を終えていたのではという心配は根拠がない。

こうした限界を突き破ったというのがアルファ碁のさらにすごい点だ。せいぜいその程度の探索で人間の最高レベルを克服したというのがまだ信じがたい。人も概算だらけだ。人工知能プログラムよりはるかに精巧な概算する。アルファ碁は他のプログラムに比べて概算の精巧さを画期的に高めたのだ。それでも人と比べると依然として劣る。これを強大な計算力で補完したのだ。この結果は一つ重要な点を示唆する。人間の抽象的思考というものが、もしかすると我々が考えていたほど大変なものではないかもしれないという事実。

 
プロ囲碁界が受けた衝撃は大きかったが、これは今後、囲碁界に大きな資産となるだろう。アルファ碁は5回の対局を通じてプロ棋士ができないような創意的な手も見せた。プロ棋士にはこうした手が固定観念から抜け出し、着想の外縁を広げる機会になるはずだ。囲碁のレベルは一段階さらに発展するだろう。

このままでは数十年後には人工知能が人間を支配するのではという心配もある。産業の歴史を見ると、紡織業、情報化などの初期には常に職場侵犯に対して恐れがあったが、結局は新しい雇用が創出され、人間にさらに余裕のある生活を提供する方向で共存してきた。ディープラーニングを代表とする人工知能技術が我々に突然近づいてきた。もうこの技術の基本的な含意ほどは常識として知らなければならない時代がすぐに来るようだ。50年以上の進歩を突然起こしたこの技術により、我々は我々の生涯では見ることができなかったはずの技術的産出物を享受できることになるだろう。

文炳魯(ムン・ビョンロ)ソウル大コンピューター工学部教授


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