人間vs自動車70メートル競走…タイヤの方が0.195秒速かった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.06 10:30
人間と自動車の異色スピード対決で自動車が勝った。
5日、全羅南道霊岩(チョルラナムド・ヨンアム)のコリア・インターナショナル・サーキットで開かれた「人間vs自動車70メートル走対決」に人間代表として出場した陸上国家代表キム・グギョン〔25、光州(クァンジュ)広域市庁〕が7秒739を記録、自動車(7秒544)に0.195秒の遅れをとった。
この日の対決は子どもの日の連休に全南(チョンナム)開発公社が主催した『2016モーター・レジャースポーツ・フォーラム』のイベント競技として開かれた。キム・グギョンは昨年7月光州ユニバーシアード大会で男子100メートル韓国最高記録(10秒16)を打ちたてた韓国陸上の短距離の看板だ。8月にリオデジャネイロ・オリンピック出場を控えて昨年11月から日本の茨城県つくばで現地訓練をしながらコンディションを高めているところだ。今年3月に異色対決の提案を受けて悩んだ末に承諾したというキム・グギョンは競技の前に「数えきれない程イメージ・トレーニングをしながらこの対決に備えた。自動車に勝つ」と決意を見せた。主宰側はキム・グギョンが光州ユニバーシアードで韓国新記録を出した当時に使われていたものと同じ材質のトラックを設置した。