「国連安保理、北朝鮮人権問題ICC提訴すべき」…海外の北朝鮮専門家が宣言文発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.26 15:38
国連安全保障理事会が北朝鮮を国際刑事裁判所(ICC)に提訴する問題を再開すべきだという北朝鮮専門家たちの声明文が出てきた。
マイケル・カービー元国連北朝鮮人権調査委員会(COI)委員長、マルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権特別報告官、ソーニャ・ビセルコCOI委員ら世界の北朝鮮専門家45人は「ザルツブルク宣言文(Salzburg Statement)」を22日発表した。「ザルツブルク宣言文」は、北朝鮮専門家たちが今月2~6日にオーストリアのザルツブルクで北朝鮮人権をテーマにセミナーを開いて議論した結果を15項目に整理したものだ。
今回の宣言文は、COIが昨年2月に発表した「北朝鮮人権調査報告書」の後続措置などを促すために出てきた。市民社会、政界、法曹界、学界など各界の専門家たちは宣言文を作るためにザルツブルクに集まって5日間各分野別に会議を行って北朝鮮の人権を改善するためのアイデアを出した。