米国家情報長官が訪韓…北の核実験・挑発情報を共有
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.06 10:28
クラッパー米国家情報長官(DNI)が4日、非公開で韓国を訪問し、韓民求(ハン・ミング)国防部長官ら外交・安保当局者に会ったと、政府関係者が5日伝えた。
この関係者は「クラッパー長官が昨日(4日)午前、国防部庁舎を訪問して韓長官と会談した」とし「2人は北の追加の核実験の可能性、咸鏡北道吉州郡豊渓里(プンゲリ)の核実験場、寧辺(ヨンビョン)核団地の最近の動向など、韓半島(朝鮮半島)情勢に関する意見を交わしたと聞いている。対話の内容を具体的に明らかにすることはできない」と伝えた。
別の当局者によると、クラッパー長官は韓長官との会談の後、国家情報院などの外交・安保当局者にも会ったという。この当局者は「北の労働党第7回大会が6日に始まるだけに、クラッパー長官が韓長官を含む韓国側の人たちと北の最近の動向について意見を交わした」と話した。また、党大会後に強化された金正恩(キム・ジョンウン)体制で北が朝米平和協定の締結を強く要求する可能性があるという判断に基づき、新しく展開する韓半島情勢の変化についても議論したという。