韓国統進党の強制解散…その原因は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 16:09
「従北、自己検閲失敗、暴力」。統合進歩党解散の原因は3つのキーワードで説明できる。統合進歩党は前身の民主労働党時代はもちろん、2011年の結党後にも、北朝鮮に対して国民の感情とかけ離れた反応を見せ、批判が絶えなかった。統合進歩党が国民から遠ざかることになった決定的な瞬間を3つのキーワードで振り返った。
◆従北
「一心会事件」は事実上、「従北論争」の始まりだ。検察は2006年、民主労働党の党役員が北側と接触して党員性向分析資料を流出させた容疑で、チェ・ギヨン民主労働党事務副総長ら5人を拘束、起訴した。検察の捜査過程で「党職(民主労働党)選挙に関する我々の立場は◯◯◯ほどの人物がいないため、彼を党代表に選出するのが最も望ましいとみる」という北朝鮮の指令文まで公開された。「親北」の程度を越えて前身の民主労働党の立場を疑わせた最初の契機だった。5人は利敵団体結成罪を除いた多くの容疑で有罪宣告を受けた。