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韓国ハンコックタイヤ社長「売上の5%を研究開発に投資、グローバルトップ企業に」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.11 11:42
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10日午前10時、大田(テジョン)の大徳(テドク)研究団地。オレンジ色のネクタイを締めて現れた趙顕範(チョ・ヒョンボム)ハンコックタイヤ社長の顔は上気していた。新研究所「テクノドーム」の起工式を控え趙社長は1時間余りにわたり記者らと対話した。マーケティング本部長兼経営運営本部長を務める趙社長は、「1998年の入社当時には1500ウォン台だった会社の株価が6万ウォン台に上がった」と話し始めた。「10年間で会社が2倍以上成長した。売り上げの5%を研究開発に投資し、2020年までにグローバルトップ企業にするだろう」と強調した。

趙社長は趙洋来(チョ・ヤンレ)ハンコックタイヤ会長の二男で、李明博(イ・ミョンバク)前大統領の婿だ。趙顕植(チョ・ヒョンシク)ハンコックタイヤワールドワイド社長が長兄だ。初めから彼が経営の前面に出ていたのではなかった。ハンコックタイヤは2012年5月に会社を分割した。持ち株会社格としてハンコックタイヤワールドワイドを設立し、ハンコックタイヤは事業者会社にした。当初ハンコックタイヤの社長は趙顕植社長が予定されていたが、1カ月で趙顕範社長に変わった。世間ではこれに対し兄弟間の経営権争いの可能性を占ったりもしたが、兄弟は公式行事に一緒に出てこうした雰囲気を一蹴した。この日開かれた起工式でも趙社長は「企業価値を高めることができるならば、それが兄であれ専門経営者であれ関係ない」と話した。

 
趙社長は「産業のパラダイムが急激に変わる変化の時代には技術だけが解決策だ」として新研究所の説明に力を入れた。ハンコックタイヤは韓国で初めて1941年に設立されたタイヤメーカーで、1982年に研究所を初めて作ったのもここだ。


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