国際通貨基金（ＩＭＦ）が評価した韓国の金融市場と金融機関の発展水準が世界１８３カ国中６位であることが明らかになった。

韓国銀行が１７日に公表した資料「ＩＭＦ金融発展指数を利用した我が国の金融発展水準評価」によると、最近ＩＭＦが金融発展指数に基づいて１８３カ国（２０１３年基準）の金融発展水準を比較・分析した結果、韓国の金融発展指数は０．８５４で全体６位を占めた。これは先進国平均値（０．７１８）と比べても非常に高い水準だ。

今回の調査で金融発展水準が最も高い国はスイス（０．９５１）だった。次いでオーストラリア（０．８９０）、英国（０．８８２）、米国（０．８７７）、スペイン（０．８６０）の順で、先進国が韓国の前に続いた。日本は韓国より２ランク低い８位を記録し、フランス１１位、ドイツ１４位などであることが分かった。中国は３３位だった。

これに先立ち、韓国は昨年、世界経済フォーラム（ＷＥＦ）が発表した金融市場競争力評価で８７位という低い評価を受けていた。韓銀は、世界経済フォーラムの評価の場合、企業家を対象にした単なる満足度調査の性格が強いとし、ＩＭＦの調査結果がより客観的だと明らかにした。