新型インフルエンザが大阪・神戸など日本の関西地方で急速に広がっている。週末だけで52人の2次感染者が確認された。大阪府の橋下徹知事は「このままでは大阪の都市機能が麻痺してしまう」と述べたと、朝日新聞が報じた。
日本厚生労働省は17日、国立感染症研究所が検査した結果、計44人が新型インフルエンザに感染したことが確認された、と発表した。神戸など兵庫県で33人、大阪で11人。神戸では前日にも8人の感染者が発生した。すべて最近海外を訪問していない2次感染者だ。日本の新型インフルエンザ感染者は、カナダなどから帰国した4人を含めて計56人に増えた。