<フィギュア>「キム・ヨナ・キッズ」3人が韓国代表選抜戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.21 08:28
フィギュアスケート女子シングルのホープ、イム・ウンス(15、漢江中)、キム・イェリム(15、漢江中)、ユ・ヨン(14、果川中)。3人は「ヨナ・キッズ」と呼ばれる。このうち1人が「ポスト・キム・ヨナのトップ走者」という栄誉に輝く。
2019フィギュアスケート韓国代表1次選抜戦兼2018KB金融全国男女会長杯ランキング大会が21-23日、ソウル木洞(モクドン)室内スケートリンクで開催される。男子シングルはグランプリ(GP)ファイナルで韓国男子選手では初めてメダル(銅)を獲得した車俊煥(チャ・ジュンファン、17、徽文高校)の優勝が有力だ。一方、女子シングルは優勝の行方を予想するのが容易でない。「フィギュア女王」キム・ヨナ(28)を見て始めた「ヨナ・キッズ」の競争が激しいからだ。
最も目を引く選手を一人挙げるとすればイム・ウンスだ。イム・ウンスは先月のGP第5戦で計185.67点をマークし、銅メダルを獲得した。GPシリーズで韓国女子選手がメダルを獲得したのは2009年のキム・ヨナ以来。西欧的な体型のイム・ウンスはラファエル・アルトゥニアン・コーチ(61)の指導を受け始めてジャンプが良くなった。アルトゥニアン・コーチは浅田真央や「ジャンプの天才」ネイサン・チェン(19、米国)を指導してきた。イム・ウンスは6歳の時にフィギュアを始めた。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)には満16歳になっていなかったため出場できなかった。しかし有望株と見なされてエキシビジョンに出演した。キム・ヨナが見せていたトリプルルッツ-トリプルトーループのコンビネーションを得意とする。