【社説】一歩進んだ平壌会談の成果…非核化の実践にかかっている(1)

【社説】一歩進んだ平壌会談の成果…非核化の実践にかかっている(1)

2018年09月20日12時07分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨日、南北首脳共同記者会見で「私は本日、この言葉を申し上げることができて真に胸が熱くなる」として「南と北が初めて非核化案に合意した」と発表した。文大統領に先立ち、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の口からも事実上、非核化に関する言葉が出た。「朝鮮半島を核兵器でも、核脅威でもない平和の土地に作るために積極的に努力して進むことに(首脳会談で)『確約』した」という内容だった。

  両首脳の発言は「9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言」の第5項を示している。第5項は▼北朝鮮東倉里(トンチャンリ)エンジン試験場とミサイル発射台を関係国専門家らの参観の下にまず永久的に廃棄し▼北朝鮮は米国が6・12米朝共同声明の精神に従い「相応の措置」を取れば、寧辺(ヨンビョン)核施設の永久的廃棄のようなさらなる措置を取り続けていく用意があり▼南と北は韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化推進の過程で緊密に協力するという内容が骨子だ。

  両首脳が明らかにした通り、まず平壌共同宣言文の第5項は「進展」と評価することができる。これは4・27板門店(パンムンジョム)共同宣言の「南と北は完全な非核化を通じて核のない韓半島(朝鮮半島)を実現するという共同の目標を確認した」という文章より具体的だ。特に、表現は「参観」だったが、金委員長が東倉里ミサイル発射台の廃棄の過程で事実上、米国などの査察を許容すると合意したことや、たとえ条件付きだとしても寧辺核施設も永久廃棄できるとして、新しいカードを切ったのは6・12米朝会談の時より一歩進んだものだ。今回の訪朝で提起された「非核化のより具体的な表現」と「金委員長の肉声」という2点への期待はひとまず満たされたといえる。

  もちろん、米国が要求してきた核施設と核物質リスト、または核プログラムに関する「申告」や「検証」を許容する問題が盛り込まれなかったのは残念だ。だが、トランプ大統領が共同宣言が出て1時間30分でツイッターに北朝鮮の核査察の受容を伝えながら「非常に興味深い(very exciting)」と取り合えず肯定的な反応を見せたことから、脱線寸前へ向かっていた非核化の列車が南北首脳会談を通して再び新しい軌道に乗る動力を見つけたと見られる。今回の会談が目指していた「米朝会談の再開に向けた仲裁の役割」も相当部分満たしたわけだ。

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