サムスン電子がギャラクシーノート（Ｇａｌａｘｙ　Ｎｏｔｅ）８を広報する場でライバル会社であるアップルの新製品は意識しないと明らかにした。

１２日、ソウル市サムスン電子瑞草（ソチョ）社屋多目的ホールで開かれたギャラクシーノート８のメディアデーで、高東眞（コ・ドンジン）無線事業部長は「アップルの新製品発表を意識してノート８のメディアデーを設定したのではない」とし「ノートシリーズは昨年もそうしたように、ことしも発売の数日前にその日を決めた」と説明した。

１３日（日本時間）、アップルの新製品であるｉＰｈｏｎｅＸが発表される中で、その前日にサムスン電子がノート８のメディアデーを開催するのはアップルを意識した行動という解釈に対する発言だと考えられる。

高氏は「ノート８は競争作の発売と関係なく、ノートシリーズだけのロードマップに沿って意味ある革新を繰り返している」とし「ノートシリーズもギャラクシーも、競争会社を意識してアクションは起こすようなことはない」と述べた。

アップルは今月１３日、米国カリフォルニア州サンノゼのアップルパークで新ｉＰｈｏｎｅを公開する。ｉＰｈｏｎｅ１０周年記念「ｉＰｈｏｎｅＸ」（仮称）と「ｉＰｈｏｎｅ７ｓ」を飛ばして「ｉＰｈｏｎｅ８」「ｉＰｈｏｎｅ８　Ｐｌｕｓ」など３製品を公開すると予想される。これに伴い、サムスンとアップルはグローバルスマートフォン市場で激しい競争を繰り広げるものと見られる。