<THAAD>中国軍縮専門家「韓国には迎撃システムだけ配備し、レーダーは在日米軍活用を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.18 13:54
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系をめぐる論争に関連し、韓半島(朝鮮半島)には迎撃システムだけを配備し、レーダーは在日米軍のものを活用するべきだという提案が、中国核軍縮専門家から出てきた。
軍備統制と核軍縮専門家の李彬清華大国際関係学院教授は17日、北京で開かれた世界平和フォーラムで、「韓半島にTHAADの構成要素であるXバンドレーダーが配備されれば中国のミサイル後方まで探知し、中国の核弾頭真偽識別法などの情報がすべて米国に露出する」とし、このように述べた。中国の弾道ミサイル試験はほとんど東から西に発射されるため、韓半島に配備されたレーダーでミサイル後方探知が可能ということだ。