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プロ野球、応援中断…韓国スポーツ界も旅客船沈没事故で自粛

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.18 15:44
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スポーツ界も旅客船「セウォル号」沈没事故の発生で自粛している。

韓国野球委員会(KBO)は事故が発生した16日、予定通りに4カ所の球場で試合を行った。しかし各球団に応援の自制を要請し、イベントとチアリーダーの応援なく試合を進行した。17日からは応援団長も壇上に立たず、アンプを使った選手登場音楽や選手紹介も省略するなど、静かな雰囲気で試合を行うことにした。リュ・テファンKBO広報支援部長は「今週末まで応援を中断する。行方不明者の救助が続いているので、具体的な追悼行事は今後計画する予定」と伝えた。

 
プロサッカーもイベントや応援を縮小する。始蹴式や選手のゴールパフォーマンス、爆竹、音楽、映像効果などを自制することにした。Kリーグクラシック(1部リーグ)の全南は19日に行われる全北戦をサポーターの応援がない無応援試合で行う。

安山をホームタウンとしてチャレンジリーグ(2部リーグ)に参加している警察庁はホーム試合を延期した。20日に安山WAスタジアムで行う予定だった高陽HiFC戦を、相手チームとの合意のもと延期することにした。

カーレースのスーパーレースは20日、太白レーシングパークで開かれる開幕戦をレースクイーンなしに行うことにした。準備された事前行事も大幅に縮小した。犠牲者を追悼する時間も確保する予定だ。

アマチュア種目も例外でない。17日、ソウル高麗大ファジョン体育館では、大学バスケットリーグ最高のカード、高麗大-延世大の試合が行われた。両校は大規模な応援を計画していたが、これをキャンセルした。競技場には行方不明者の無事を祈る横断幕が掲げられた。

20日に京畿道高陽で開幕する国際アイスホッケー連盟(IIHF)世界選手権ディビジョン1グループA大会も事前行事を縮小することにした。

一方、17日にソウル蚕室(LG-ネクセン)、釜山(ロッテ-NC)、大邱(サムスン-斗山)、光州(起亜-ハンファ)で行われる予定だったプロ野球4試合は雨で延期となった。


【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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