韓国石油公社が1745億ウォンかけたボーリング船、無用の長物になる危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.04 11:18
韓国石油公社が1745億ウォン(約160億円)をかけて建造したボーリング船が内海であるカスピ海に閉じ込められ行き来も出来なくてお金だけが浪費される状況になったことが明らかになった。国民の党の孫今柱(ソン・グムジュ)議員が3日に石油公社が提出した資料を分析した結果だ。
石油公社は2008年、「カザフスタンのザンビル鉱区に10億バレルの石油が埋蔵されている」として2160億ウォンを投資した。しかし実際の埋蔵量は予想値の10%にすぎないことが確認され、今年3月に鉱区から撤退した。石油公社はこの過程でカザフスタン国営石油会社KMGに鉱区を安価で売り戻した代金55億ウォンを除き2105億ウォンを失った。