주요 기사 바로가기

青瓦台、ネズミとの戦争…チョコパイ誘引作戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.06 17:36
0
8月、青瓦台(チョンワデ、大統領府)為民館(秘書棟)の事務室。食べかけで置いていた菓子をまた食べようとした女性職員が悲鳴をあげた。菓子の袋の中にネズミ1匹が入って菓子を食べていたからだ。女性職員の悲鳴を聞いて駆けつけた男性行政官が菓子の袋の口をふさいでネズミを捕まえた。捕獲されたネズミはしばらく事務室の職員が見た後に捨てられたという。

青瓦台が「ネズミとの戦争」をしている。1970年代でもない、2014年の大韓民国の青瓦台でだ。青瓦台の職員が勤務する為民1・2・3館の隈にはあちこちにネズミ捕りシートが置かれている。ネズミ捕りシートの上にはチョコパイから干し魚まで、ネズミを誘引するためのさまざまなエサがまかれている。ある行政官は2月、自分の机のそばに置かれたスマートフォンサイズの物体の上に干し魚があるのを見て、誰かが食べて落としたもの思い、捨てようとした。傘の先を使って近づけようとしたところ物体がくっつき、よく見るとネズミ捕りシートだった。この行政官は「恥ずかしくて、どこに行っても青瓦台の事務室にネズミがいるとは話せない」とし「ネズミから病気が移るのではないかと心配になるほど」と話した。

 
青瓦台にネズミが出没するのは秘書棟の老朽化が深刻だからだ。民政首席室がある為民2館は69年に完工して45年が経過し、広報首席室がある為民3館は72年に建てられた。ともに安全診断でD等級(災難危険施設)を受けるほど古い。為民2館は昨年6月、経済首席室の天井の一部が沈んだ圧力でガラス壁が割れたりもした。秘書室長室と政務首席室がある為民1館は2004年に建てられたが、為民2、3館に生息するネズミの活動半径に入っている。

青瓦台とネズミの悪縁は40余年前にさかのぼる。70年代、当時令嬢だった朴槿恵(パク・クネ)大統領の官邸(現在の官邸は90年10月に新築)の部屋にはいつもネズミが出没し、天井の壁紙が破れてスチロフォームが見えるほどだったという。警護室の職員はネズミが現れれば空気銃を持って奔走した。当時、農林部でネズミ捕りの有名だった公務員は青瓦台のネズミをよく捕り、功労が認められたというエピソードもある。そのためか該当公務員は退職後、防除会社を設立して屈指の会社に育てたという。

青瓦台の関係者によると、ネズミ問題に関し、建物を完全に建て直すしか方法がないという。問題は財政難の中で為民2、3館を新築したりリフォームする計画も予算もないという点だ。さらに青瓦台の建物の増改築の話が出ると、世論の非難を浴びかねない。青瓦台の秘書らは当分、ネズミとの戦争を続けるしかない。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP