アジア大会３回連続優勝に挑戦した韓国野球代表チームが社会人野球出身選手で構成された日本に敗れるという最悪の結果となった。

キム・ジェバク監督の率いる韓国は２日（以下日本時間）、アルヤラン球場で行われた日本とフルリーグ２次戦で信じていたリリーフ投手オ・スンファン（三星）がサヨナラ３点本塁打を打たれて崩れ、７－１０で敗れた。

これで先月３０日、事実上の決勝戦ともいえた台湾戦で２－４と敗れた韓国は、予選で２敗となり、金メダル穫得最後の望みまで完全に消えた。

韓国は弱体と評価されるフィリピン、タイ、中国と３試合を残しているが、全勝をおさめてもライバル台湾と日本に敗れたため、銅メダル以上は難しくなった。

海外派選手たちが抜けたが国内プロ野球の各ポジションで最上級選手を集めた韓国は、戦力の劣勢以外にも、伝統的に強かったファイティングスピリットまで失い、アジア野球盟主の席から自ら退いた。