韓経:韓国外交長官「再交渉を要求しない」…慰安婦合意「あいまいな折衝」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 11:29
韓国政府は9日、朴槿恵(パク・クネ)政権当時の韓日慰安婦合意に関連し、日本に交渉破棄や再交渉を要求しないことを決めた。また、当時の合意に基づき日本が和解・癒やし財団に拠出した10億円は政府の予算で充当する代わりに、基金の処理は今後日本と協議することにした。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官はこの日、ソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎で、このような内容の韓日慰安婦合意処理方向を発表した。康長官は「被害当事者の意思をまともに反映しなかった2015年の韓日慰安婦合意は真の問題解決にならない」としながらも「2015年の合意が両国間の公式合意だったという事実を否認できず、日本に再交渉要求はしない」と発表した。
また「日本政府が拠出した和解・癒やし財団基金10億円は韓国政府の予算で充当する」とし「基金の今後の処理案については日本政府と協議する」と明らかにした。