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【コラム】卵を食べることがこんなに難しいとは=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.16 13:03
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今年は卵を購入することが非常に難しい。2016年末から続いた鳥インフルエンザ(AI)の余波で過去10年間大きな変動なしに一箱(30個、特卵基準)に5000ウォン(約485円)台を維持していた卵の値段が年初から右肩上がりを繰り返し、何と1万ウォンに迫るかと思えば、今度は殺虫剤成分の検出により卵の流通が事実上中止になった。高騰した価格のせいで今年に入って考えもしなかった米国産卵、タイ産卵まで味わったが、産卵鶏の殺処分による供給不足に殺虫剤事態まで重なり、今後値段がどれほど上がるか予想すら難しくなった。もはや食卓から消えるところだ。

卵はなくてもかまわないような食材ではない。必要な栄養成分をすべてそろえた完全食品であるうえに、味も良くて韓国人の食卓では欠かせない。さらに、パンの主材料でもある。需要はますます増えるが、供給は非常に足りないからこのままでは卵10個の値段が牛肉1斤(600キログラム)と同じだった光復(解放)直後の高価な食べ物として再び挙げられるかもしれない。

 
卵の値段が過去10年間とても安定的に維持されてきたためしばらく忘れていたが、考えてみると卵のようにドラマチックな価格の浮沈を経験した食材も珍しい。養鶏産業が発達しなかった70年代初めまで、卵は特別な日に食べられる大事な食べ物だった。そうするうちに国産種鶏の開発に成功して大量生産が可能になり、価格が大きく落ちた。さらに1979年には景気低迷で卵の需要が急激に減ると卵の値段が急激に暴落したこともある。養鶏業者が自ら減産を決議し、生産価格より低い値段で香港とサウジアラビアなどに輸出まで行ったが、下がり続ける価格下落を止めることはできなかった。この卵波動は数年間も続いた。低温保存施設すら全くなくて直ちに売れなければ捨てるしかなったため、価格の調整がさらに難しかった。

様々な曲折を経て卵は代表的な安いたん白質の供給源として位置づけられた。そのため、10年前、中国で偽卵が出たという話を聞いた時、驚くしかなかった。中国人の「格別な」スケールに開いた口が塞がらない一方、そのように安い卵をにせ物に作れば利益が残るか疑問があったからだ。ところで、卵の値段が高騰したあげく食卓から消える危機に直面したところ、本当に人工卵でも食べる心の準備をしなければならないようだ。

アン・ヘリ/ライフスタイルデスク

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