IOC委員長「シドニー五輪時、南北共同入場の瞬間までハラハラ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 10:39
「世界スポーツ大統領」と言われる国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長(60)は、昨年9月の就任後から行き詰まるような1年を過ごした。全世界を駆けずり回って会った国家元首だけで83人に及ぶ。その中で特に気を遣う国が韓国だ。2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開催国でもあるが、「スポーツは政治・社会の障壁を取りはらう最適な触媒剤」という信じるためだ。韓半島の分断のような傷も、やはりスポーツで癒すことができると見ているからだ。ドイツ人である彼は、統一に対する関心も格別だ。2000年シドニー夏季オリンピックの開幕式で南北共同入場を成功させた主役でもある。仁川アジア競技大会の参観と朴槿恵(パク・クネ)大統領表敬のために訪韓した彼に19日に会った。就任後、韓国メディアとの初めてのインタビューだ。
--2000年シドニーオリンピック開幕式の韓国・北朝鮮共同入場を充実した瞬間に挙げているが、平昌冬季オリンピックでも同じような感動が可能だろうか。