「北問題で主導権狙う中国、12月の韓日中首脳会談を提案」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.18 10:40
中国政府が12月に韓日中首脳会談を開くことを韓国政府と日本政府に提案したと共同通信が外交消息筋の話として18日に報じた。すでに先月東京で韓日中首脳会談が開かれているが、次期会談開催国の中国が北朝鮮問題で主導権を確保するため積極的に早期開催を希望しているという。
韓日中首脳会談は毎年1回3カ国が持ち回りで主催するのが原則だ。しかし2015年11月にソウルで開かれた後、中国の消極的な姿勢により2年半ほど開催されなかった。今回中国が異例の年内2度目の開催を提案したのは韓国、日本と北朝鮮非核化関連共助を強化し北朝鮮問題でイニシアチブを取ろうとする目的があると共同通信は分析した。
また、韓日中3カ国の連携を対外的にアピールすることで、中国に貿易圧力を加えている米国を牽制しようとする狙いもあるとみられる。