韓経:【社説】新しい韓中関係、中国の北核解決の実践にかかっている

韓経:【社説】新しい韓中関係、中国の北核解決の実践にかかっている

2017年11月13日12時22分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習近平国家主席が先週末、ベトナムで首脳会談を行い、あらゆる分野の交流協力を正常軌道に早急に回復させることで意見を一致した。文大統領は来月、中国を公式訪問して韓中関係の未来志向的な発展を包括的に議論することにした。また、両国は北朝鮮問題に関して窮極的に対話を通じて平和的に解決することで合意し、各級レベルでの戦略対話を強化していくことにした。

  今回の首脳会談は中国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)の報復で冷え込んでいた両国関係の雪解けを知らせるパフォーマンスの色合いが濃かった。文大統領が「雨降って地固まる」という韓国のことわざを引用して両国間の失われた時間を挽回するために努力しようと呼びかけた。習主席も「最近、両国のTHAAD問題をめぐる合意は新しい出発で、良い始まり」と応えた。先月末、両国が発表した関係改善合意文を首脳レベルで再確認したわけだ。

  重要なのは今からだ。政府は来月、文大統領の訪中で北朝鮮問題に関して中国の明らかな役割を堂々と要求しなければならない。中国はTHAADが北朝鮮の核とミサイルに対応するための最低限の防御手段であることを承知しながらも、言いがかりをつけて拙劣な報復に出た。一方、そもそも原因を提供した北朝鮮に対してはあいまいな対応にとどまった。関係改善合意文でも中国はいかなる謝罪や遺憾表明もなかった。むしろ一方的な被害者である韓国が「THAADの追加配備はない」を含む、いわゆる「3不原則」を明言して中国側の要求を受け入れた。

  韓米関係に否定的な影響を与えかねないという懸念の声にもかかわらず、韓国政府が中国の要求を受け入れたのはどうにかしてTHAAD報復を解決し、韓中関係を正常化するためにだっただろう。そのため、中国もこれからは変わった姿を見せるべきだ。両国が真に未来志向的な関係に進むには中国はかつてとは異なる対北朝鮮圧力に出なくてはならない。国連の対北朝鮮制裁を無力化する、あらゆる非公式的な支援と交易を通じて北朝鮮の核ミサイル開発をほう助してきた過去の行動をこれ以上繰り返しては困る。両国関係はもう中国が北核解決のためにどれほど実践するかにかかっている。韓国政府も来月の首脳会談でこの点を明らかに伝えなければならない。
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