韓国造船業界、エコ技術で不況脱出を模索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.13 13:03
韓国内の造船メーカーがエコ船舶技術を足掛かりに活路探しに取り組んでいる。グローバルな船舶環境の変動に先制的に対応し、数年間続いている「受注の絶壁」から抜け出す戦略だ。
大宇(テウ)造船海洋は18万トン級の鉱石運搬船に適用できる液化天然ガス(LNG)の燃料タンクを開発したと12日に明らかにした。世界中の造船・海運業界は国際海事機関(IMO)の硫酸化物の排出の上限規制によって2020年から船舶燃料を汚染物質が多く出るバンカーC重油から熱効率の高い船舶用軽油(MGO)やLNGに代替しなければならない。