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【BOOK】119年前の日清戦争の記憶…今、韓国はどこに(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 17:08
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ブッシュ氏はしかしこうした指導者の個性よりも、両国をとり囲んでいる構造的な問題から衝突の可能性を探っている。この本の原題が『近接の危険性(The Perils of Proximity)』とあるように、日中は隣り合っているために宿命的に衝突する危険が大きいということだ。嫌いだからと荷物をまとめて引っ越しすることができる状況にはないではないか。

地理的衝突の可能性が最も高い摩擦地点として、ブッシュ氏は4カ所を挙げる。現在の日中の間に緊張感がみなぎっている尖閣諸島(中国名・釣魚島)と、油田・ガス田が広がる東シナ海、中国が太平洋に進出する時に通過すれば便利な日本の海峡、そして最後に台湾だ。この中で尖閣諸島と東シナ海での衝突の可能性が最も高いと、彼は言う。

 
ブッシュ氏は、いったんこれらの地域で発生した摩擦がどのようにエスカレートするかを日中両国の軍隊の戦略文化、政治の意志決定体系、国内政治状況などを詳細に比較検討しながら説明する。

北京の戦略文化を見れば、中国は型どおりの意味での軍事的勝利が不可能でも、紛争に飛び込むことが政治的に利益になると見なされれば果敢に紛争に飛び込む。日本は自国に近い紛争であるほど攻撃的な指向を見せる。両国はともに軍事作戦遂行にあっては平和主義者ではないとの話だ。

その上いったん衝突が発生した場合、両国ともに国内の民族主義の感情を統制することが困難だ。葛藤が発生した危機現場における一次的な関係悪化、これについての誤った情報の流布、大衆の激怒などが混ざり合って両国の指導者の判断がぼやけながら最悪の状況へと突っ走っていくということだ。


【BOOK】119年前の日清戦争の記憶…今、韓国はどこに(1)

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