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航空機撃墜するレーザー武器を公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.21 14:21
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航空機を撃墜できる最新レーザー武器が開発された。米国の防衛産業関連企業レイセオンは19日(現地時間)、英ハンプシャーで開かれたファンボローエアショーで、「レーザー近接武器体系(LCIWS、Laser Close-In Weapon System)」を公開したと、英BBC放送が報じた。

この武器はレーザービームを発射して航空機・ミサイル・軍艦などを攻撃できる。レイセオンは5月、無人航空機を撃墜する実験に成功している。

 
英国軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーのピーター・フェルステッド編集長は「レイセオンが公開した映像を見ると、無人航空機がレーザーを受けて炎に包まれながら撃墜するのを確認できる」とし「今後、対空防御システムでこの武器が大きな役割を果たすだろう」と述べた。

マイク・ブーエン・レイセオン副社長は「この武器を米英海軍の軍艦に搭載された対空システムと結合させ、性能を向上させられる」と明らかにした。ブーエン副社長は天気の影響を受けるレーザー武器の短所に関し、「レーザーが数キロワット級になるだけでこうした問題は解決される」とし「LCIWSは50キロワット級で天気の影響を受けない」と述べた。

LCIWは従来のレーザー武器に比べて性能が大きく向上したというのがレイセオンの説明だ。以前はレーザーを作るために毒性が強い多量の化学物質を使用したため、武器を運用する人が保護服を着用しなければならなかった。武器も相当な大きさになった。

しかしLCIWSはレーザービームを作るのにガラスとセラミックを使用するため、サイズが大幅に縮小され、エネルギー消耗量も非常に少ない。専門家はLCIWSがレーザーを軍事的に本格活用するうえで寄与すると期待している。


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