【コラム】北朝鮮の若い領導者は後ろに手を組んだ(1)

【コラム】北朝鮮の若い領導者は後ろに手を組んだ(1)

2018年03月08日14時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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【コラム】北朝鮮の若い領導者は後ろに手を組んだ
  金正恩(キム・ジョンウン)は後ろに手を組んだ。彼は足を広げた。韓国特使団との記念写真のポーズだ。特使団は自然な気をつけの姿勢だ。黒の人民服は彼の肥満を隠している。ボタン5つのその服は儀典礼服だ。その姿は彼の祖父の金日成(イム・イルソン)を思い出させる。

  黒の人民服で後ろに手を組むのは金日成の独特の風貌だ。下の人との違いを見せる1人統治者のスタイルだ。彼は外交行事の時もそうした。エジプトのムバラクはよく平壌(ピョンヤン)を訪れた。ムバラクが副大統領だった時だ。北朝鮮主席の金日成は後ろに手を組む姿勢だった。大統領時代のムバラクの平壌訪問時(1983年)は変わった。写真の中の金日成はムバラクと同じ気をつけの姿勢だ。康仁徳(カン・インドク)元統一部長官は「金正恩の祖父の真似が自分のスタイルとして身についたようだ」と述べた。康仁徳は南北交渉の元老戦略家だ。

  北朝鮮の金正恩労働党委員長はこのように韓国の舞台にデビューした。執権から6年3カ月間、彼は国際社会と距離を置いた。その隠遁ほど彼の容姿は興味深い。身長は170センチほどと確認された。彼が会った青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の背とほぼ同じだ。金正恩は近視のようだ。彼は眼鏡をかけて文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を読んだ。彼は自分の執務室を開放した。そこは労働党本部庁舎だ。韓国の青瓦台と似ている。そこは北朝鮮の権力の生産地だ。韓国特使団がそこを訪問したのは初めてだ。異例だが、相互主義に基づく。文大統領は青瓦台で北朝鮮の特使、金与正(キム・ヨジョン)と面会した。北朝鮮は一流国家の姿を見せようとした。

  北朝鮮指導者のイメージ管理方式は分けて切ることだ。状況によって慈愛を表す。恐怖の要素は隠す。そのような多面・多層は相手を圧迫する。場合によっては新鮮に迫ってくる。2000年の6・15首脳会談当時、金正日(キム・ジョンイル)総書記はそのようにイメージ攻勢をした。今回、34歳の領導者もそれを真似るようだった。金正恩の印象は「率直で大胆だ。謙虚だ」という。彼と会った韓国特使団の総合人物評価だ。若い指導者は頻繁な笑みと活気を追加した。

  そのような姿は破格を予告する。文在寅-金正恩の4月の首脳会談場所は板門店(パンムンジョム)の平和の家だ。そこは軍事境界線の南側地域だ。韓国戦争(朝鮮戦争)後に北朝鮮指導者が韓国の領土を踏むのは初めてだ。それは平壌としては大胆な決断だ。若い指導者は感性的な言葉を動員した。「非核化目標は先代の遺訓だ」。そのような説明方式は相手の情緒を刺激する。しかし常套的だ。彼の先代の金正日も「核兵器放棄が金日成主席の遺訓」と言った。それは欺まんとトリックだった。そのような言葉の裏で金正日は核開発に没頭した。遺訓は絶妙だ。その言葉の力は相手の警戒心を弱化させる。韓国人の多数の学習効果もある。薬効が落ちた。今はそのような反復に誘惑されない。

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