「中国の偽物に市場奪われる」…韓流ファッション・化粧品の流通網確保を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.22 10:14
問題は流通網の確保だ。これまでオンライン・オフライン流通網を閉鎖的に運営する中国に韓国企業が参入するのは容易でなかった。中国内の事業者が現地人と合弁法人を設立するほかなかった。韓国政府が最近流通網確保に出たのもこのためだ。企画財政部と産業通商資源部、未来創造科学部、農林畜産食品部は5日、中国内需市場進出支援案をまとめた。韓国の中小企業製品が中国の通販サイトに自動登録されるようにすることが第1歩だ。貿易協会が運営するショッピングモール「Kmall24」と中国最大の通販サイトのアリババが運営する「Tmall」を連係する。中小企業が貿易協会の「Kmall24」のホームページに商品を上げれば中国の「Tmall」にも自動で掲載されることになる。「販路確保が新製品開発よりも難しい」という企業の問題提起を受け入れた措置だ。
韓国大手企業の海外流通チェーンを活用するのも方法だ。KOTRAはラインプラスが7月にタイで構築したモバイルショッピングアプリケーション「ラインショップ」を通じ、韓流商品をタイで販売することにした。ラインショップのパク・ギュン氏は「韓流がタイの消費市場に大きな影響を与えており、モバイルを使う若い消費者層は韓国商品に関心が高い。韓国企業が活躍できるグローバル流通プラットホームを構築したい」と話した。