「争ってばかり」…50代の男が国会に汚物まき自殺騒ぎまで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.08 11:45
国会に不満を抱いた50代の男が白昼国会議事堂前の道路に汚物をばらまく事件が起きた。ソウル・永登浦(ヨンドゥンポ)警察署によると、7日午後0時20分ごろ、自身の乗用車を走らせ国会内に入ってきた55歳の男が国会議事堂前に車を止めた後、塗料缶に入れてきた汚物を道路に投げた。男は「国会はなぜ対策もなく争ってばかりなのか」と叫んだ。
男はその後自身の車に乗って国会の外に出ようとしたが国会正門で警備員に制止された。すると車から降りずに全身にシンナーをまき、「国会議長と洪思徳(ホン・サドク)議員に会わせなければ体に火をつける」として20分間にわたり自殺騒動を起こした後に警察に連行された。男の車の中にはあらかじめ印刷してきたA4用紙10枚余りが発見された。この用紙には、「庶民は借金の督促で自殺し、大学を卒業しても信用不良と失業者に追いやられるのに国会は対策をまとめるつもりもなく争ってばかりいる」というA4用紙1枚分の文が複写されていた。